全国の図書館を巡る旅――貴重な一冊『全国図書館案内』

図書館とは、ただ本を借りるだけの場所ではありません。そこには、知識の宝庫としての役割や地域文化の拠点としての魅力が詰まっています。そんな図書館の情報を網羅した貴重な書籍が『全国図書館案内』です。

図書館ファン必読の一冊

1986年に三一書房より刊行された本書は、書誌研究懇話会によって編纂されました。日本全国の図書館の概要を紹介する上下2巻構成で、各地の図書館の特色や蔵書情報、歴史的背景などが詳述されています。

本書の魅力は、その詳細なデータと網羅性にあります。日本の図書館がどのような発展を遂げ、どのような役割を担ってきたのかを知るための貴重な資料として、図書館利用者や研究者にとって必携の一冊と言えるでしょう。

なぜ今、図書館を知るべきなのか？

近年、デジタル化が進むなかで図書館の役割も変化しつつあります。しかし、地域社会に根付いた図書館は、知識の共有や文化の保存において依然として重要な存在です。本書は、図書館の魅力や可能性を再認識させてくれる一冊となるでしょう。

図書館好きの方はもちろん、文化や歴史に興味のある方にもおすすめの『全国図書館案内』。あなたの知的好奇心を刺激するこの一冊を、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか？