直木賞作家・今村翔吾が描く、熱き血潮の物語『茜唄 上』
直木賞作家・今村翔吾が描く、熱き血潮の物語『茜唄 上』
歴史とは勝者が紡ぐもの――では、なぜ『平家物語』は敗者の名を冠しているのか?
平家物語の新たな視点
直木賞作家・今村翔吾が魂を込めて描く『茜唄 上』は、平清盛の最愛の子・知盛の生涯を通じて、平家物語の誕生とその真実に迫る壮大な歴史小説です。平家全盛から滅亡まで、その最前線で戦い続けた知将が望んだ未来とは何だったのか。
歴史の裏側にある人間ドラマ
本作では、平清盛、木曽義仲、源頼朝、源義経など、時代を創った英雄たちが登場し、善悪を超えた人間ドラマが繰り広げられます。敗者の視点から描かれる物語は、これまでの歴史観を覆し、読者に新たな視点を提供します。
生命の唄、家族の唄、愛の唄
『茜唄 上』は、単なる戦記ではなく、家族の絆や愛の物語でもあります。知盛の生き様を通じて、「生きるとは何か?」という問いを読者に投げかけます。
歴史好きはもちろん、感動的な人間ドラマを求めるすべての読者におすすめの一冊です。