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『生活と思索』―川津茂生が探る先駆的二人称の世界とは?

『生活と思索 「先駆的二人称」を求めて本』とは

2017年5月に北樹出版から刊行された川津茂生氏の著書『生活と思索 「先駆的二人称」を求めて本』は、感覚・知覚をテーマにした基礎心理学の分野で注目されています。291ページにわたり、私たちの生活の中に潜む「二人称」的な関係性に焦点を当て、その意味を深く探求しています。


生活と思索の接点を探る

本書は、単なる心理学の理論書にとどまらず、私たちの日常生活と思索の関係性を哲学的・心理学的に解きほぐします。特に「先駆的二人称」という概念を通じて、自己と他者の境界や、その感覚的な捉え方に新たな視座をもたらします。


「先駆的二人称」とは何か?

著者川津氏が提唱する「先駆的二人称」とは、私たちが他者と触れ合う際に無意識のうちに認識している関係性のこと。ここでは単なる一人称や三人称とは異なり、直接的で相互的な感覚・知覚を伴う特定の関係性に注目しています。


なぜ今このテーマが重要なのか

デジタル化や社会の変化が進む現代において、人間同士の関係やコミュニケーションが多様化しています。そんな中で改めて「二人称」の存在を史的・心理学的に問い直す本書は、これからの人間理解に重要な示唆を与えてくれます。


読者におすすめのポイント

川津茂生氏の『生活と思索 「先駆的二人称」を求めて本』は、人間関係や自己理解に関心のある読者にとって必読の書と言えるでしょう。


私たちの自分ですら見えてない

本情報

本ISBN:978-477-930-544-3 著者:川津 毅生 出版社:北樹出版 出版年月:2017年05月 サイズ:291P20cm 分類:人文≫基礎心理[感覚・知覚] 価格:セイカツ 飛び入りuellementなしんしんよ eventdatao 登録日:2017/05/31