2016年9月13日

制度活用のポイントとメリット

活用のポイント

効果を出すポイント

1.笑顔でのコミュニケーション!

技能実習生で来る人たちは20代前半が多く、まだ社会人経験が豊富でない状態で初めて日本に来ます。よって彼達はまず実習する仕事を覚える前に、日本に慣れることから始めなければなりません。その時に実習実施者側の責任者の方が硬い表情で彼達と接すると余計に、緊張し本来の力を発揮出来なくなってしまう恐れがあります。また彼らは日本語の勉強をしてきますが、100%の理解度ではありませんので、言葉だけでの対応や指示で全てが分かりあうのは非常に難しいと思われます。そこでとても役に立つのが万国共通の『笑顔』です。笑顔には愛情、友情、思いやりと色々なプラスの感情が表現されます。ぜひ技能実習生を受入れる企業の方々は出来るだけ笑顔で彼達と接し、良い信頼関係を気付いて頂き彼達が日本で活躍できる環境を作って頂くと、この外国人技能実習制度が企業にとって大変役立つものになると思われます。


2.『怒る』ではなく、『叱る』で教育!

よく日本の教育でも『怒る』ではなく、『叱る』で人材を伸ばす!と言われます。それは外国人である技能実習生も同じです。『怒る』とは簡単に言うと感情的に自分の為に行った行為に対し、着つく注意する事です。では『叱る』はというと、具体的、理論的にその人の今後の為を思い、行った行為に対しきつく注意する事です。最初のうちは技能実習生も作業上でのミスや生活面での問題を起こす事があります。その時に『叱る』ではなく、『怒る』で注意してしまうと、彼達も慣れない環境の中で、技術を身に付ける為に一生懸命仕事をしているという思いがありますから、心の中で不満を抱いたり、信頼関係を損ねたりする可能性があります。ぜひ問題が起きた時は、その原因をよく分析し、なぜその問題が彼達にとって不利益になるかをきちんと説明して叱ってあげると良いと思います。またそのような時は言葉の理解力が原因で、うまく解決できない可能性もありますので、幣組合へ通訳の依頼をする事をお勧めいたします。


3.技能実習生との会話は出来るだけ、『YES』か『NO』をはっきり言う!

よく外国人は白黒はっきりさせる性格と言われますが、外国人技能実習生も似た習慣があります。日本人は何か問題が起きた時に相手を気遣い、あいまいな答えで解決する場合がありますが、技能実習生はもともとその様な習慣を持ち合わせていないので、良いものは良い!悪いものは悪い!できちんと答えを出してあげた方が良いと思われます。また日本語の理解度が100%ではありませんから、言葉を濁すような会話も出来るだけせずに、出来るだけ簡単で明解な会話のやりとりをする事をお勧めいたします。

弊組合では、実習現場における言葉の問題が一番の課題であると考え、業務に精通した経験値を持った常勤通訳が頻繁に定期巡回し、より多くの効果を出していただけるよう多様なフォローを致します。

メリット

実習生受け入れのメリットは多方面に広がります。

1.生産性の向上及びコストの削減


技能実習生を指導するための作業マニュアルの作成や手順の見直しを通して、従来の作業内容の改善、効率化が図れ、生産性向上およびコスト削減に繋がります。

2.社内の活性化


若く活力ある技能実習生が同じ職場で働くことにより、受入れ企業の従業員の勤労意欲向上や、職場の活性化などの相乗効果が期待できます。

3.企業の国際化、販路の拡大


技能実習生を活用することで、外国人労働者の雇用のノウハウ蓄積や国際感覚を企業として身に付けることにより、海外進出などの事業展開のチャンスに繋がる可能性があります。

こんな理由で弊組合が選ばれ制度を活用されています!

既に外国人技能実習生を受入れているがうまく活用できていない…
受入れている外国人技能実習生の技能が向上しない…
現在の受入れ体制に満足できていない。
事業の海外進出を計画しているが現状めどがたたない。
労務管理効率を向上する相談をしたい。
とにかく効果をもっと出したい!!



外国人技能実習生共同受入事業について

当制度の内容を説明いたします。

受け入れまでの流れ

実習生を受け入れる過程を順を追って説明いたします。

不正行為・注意点

外国人技能実習生制度には関連する法規が多くあり、注意が必要です。

Q&A

よくあるご質問について回答しております。